農村地帯では、屋号という家の呼び名があります。
私が屋号の存在を知ったのは、高校の時で、兼業農家の友達に聞きました。
苗字の他に呼び名があるなんて、新鮮な驚きがありました。
この辺でも、屋号で、呼ぶので、逆に苗字が出てこないことがあります。
「〇〇左衛門」とか「〇〇平」「〇〇屋」とか、昔の名前のような感じです。
ちなみに小島農園では、屋号の他に「団子屋」と呼ぶ年配の方もいらっしゃいます。
その昔、団子を売っていたそうです。
亡くなったお爺さんが、「子供のころ、そこの庭の角で、団子を売っていたんだよな。」と
話していました。
数年に一回くらい、道を歩いていて「団子屋か?」と聞かれると、
いまだに団子屋というとは・・・とちょっとおかしく、うれしく微笑む私です。