お子安講
『お子安講』お嫁に来て「なんだそりゃ!」と思った行事の一つです。
地域のお母様方が集まり、観音様のかけじくをかけ、お参りをして、お昼を食べます。
お嫁さんが来ると、仲間入りと言って、仲間に入りお姑さんと交代します。
赤ちゃんが生まれると、ご祝儀を頂き、生まれたことをお披露目します。
仲間入りしたころは、お母さんの年代の知らない人に囲まれ、「まいったなぁ」と思っていましたが、
最近は同年代の子供を持つお母様方がほとんどになりました。
それと同時に、時代の流れで、縮小傾向にあります。
同居する家も減っているので、人数も減り、各自忙しい世の中です。
お子安講をやっている地区も珍しくなってきました。
でも、最近思うのは、年に4回ですが、地域の交流があって、これからも大切にしていかなくては
ならない行事ではないかなと言う事です。
農業を職業としていると地域の方々に、本当に助けられていることを実感します。
そんな集まりや、夏祭りがある事で地域が団結しているのだなと、最近感じます。
足川地区はまとまりがあるというのが、ちょっとうれしく思える今日この頃です。