今日は、じいちゃんの命日です。
そして、私の誕生日でもあります。
ちなみにじいちゃんのお葬式は、旦那の誕生日でした。天に旅立つ日を、孫夫婦の誕生日に合わせるとは、なかなかしゃれた事をします。
おじいさんは、人間の大きな人でした。威厳があり、かわいさもあり、みんなに慕われていました。
旭の方では、松明けの15日を過ぎないと、お葬式をあげられないと言う事で、
斎場は大混みだそうです。(今はだんだん変わってきてますが)
というわけで、月初めに亡くなって、月末にお葬式でしたから、お参りの方が、
よくいらっしゃいました。
親戚付き合いの深さと、お葬式の盛大さは、こちらに来てビックリした事の一つです。
ちなみに、子供から見たら、ひいお爺さんになるのですが、ひいお爺さんのことを、
「へんこじいさん」又は「としょじいさん」
と言います。略して「へんこ、へんこ」と呼ぶのです。私には、おもしろい響きに聞こえました。
妹の事は「おばぁ」と言ってました。
じいちゃんは、言葉がなまっていて、初めは何を言っているのかわかりませんでした。
実家の父は、最後まで会話が成り立たず、通訳を必要としていましたね。
じいちゃん、私の誕生日を選んでくれたから、ひ孫の代まで、忘れませんよ!